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NPO法人の資金調達

NPO法人を設立するときには運転資金のことは忘れがちですが、いざ活動を始めようとするとすぐに必要になります。

NPO法人の資金調達の一例として次に紹介する内容を参考にされてください。

正会員の会費

活動資金は法人設立時から必要になるので、設立発起人会の段階から打合せをしておく項目となります。例えば、初期メンバーである正会員10名に入会金5千円と年会費1万円を納めていただくと15万円ほどの資金は確保できます。

金融機関からの融資

日本政策金融公庫 JFCはソーシャルビジネス支援を行っています。その他、社会貢献活動に協力的な地銀もあるので、まずは相談してみることをおすすめします。融資の申し込みの際には、所轄庁に提出した「事業計画書」や「活動予算書」をベースに申請書類を作成するので、法人設立時から2年先まで見据えた計画を立てましょう。

寄附

特定のNPO法人を積極的に応援、支援したいという方や法人は賛助会員になっていただくと良いと思いますが、もっと気軽に社会貢献したいという人からの寄附もあります。

ろうきん(労働金庫)が社会貢献活動の一環として、「NPO寄附システム」に取り組んでいます。

これはろうきんの口座を持っている人が支援したい分野のNPOを選んで寄附をするというもの。特定のNPO法人とお付き合いがない、どのNPO法人に寄附していいか分からない人にとって始めやすい社会貢献です。

公益財団などからの補助金

一般財団法人や公益財団が、NPO法人の助成事業を行っているので、募集要項、締め切りなどに注意して応募してください。地元の財団のホームページを定期的にチェックすると、新規事業を募集していることがあります。財団には地元の企業からの寄附が寄せられていて、善意の循環としてNPO法人の活動があるという構図になっています。

クラウドファンディング

活動に必要な目標金額を掲げ寄附を募るクラウドファンディングは、サイト運営者に成功報酬を支払う代わりに、不特定多数から少額の資金を集めることができます。