エンディングノートには、自分の大切な情報や希望をまとめ、家族や関係者が困らないようにするためのものです。以下の項目を記載しておくと良いでしょう。
1. 基本情報
氏名(ふりがな)
生年月日・血液型
住所・連絡先
本籍地
マイナンバー(必要なら)
2. 家族・親族の情報
家族・親族の氏名、続柄、連絡先
友人や知人で伝えてほしい人の連絡先
3. 医療・介護に関する希望
持病・アレルギー・服用中の薬
かかりつけの病院・医師
延命治療についての希望
臓器提供や献体の意思
4. 財産・資産情報
銀行口座情報(支店名、口座番号など)
クレジットカード・ローン・借入金情報
保険(生命保険・医療保険)の契約内容
不動産・株・投資信託の情報
貴重品(宝石・骨董品・金庫の場所)
負債・借金の有無
5. 遺言書の有無・相続について
遺言書の有無(保管場所も記載)
相続についての希望(遺産分割など)
6. 葬儀・お墓に関する希望
葬儀の希望(宗派・形式・場所など)
連絡してほしい人・参列してほしい人
遺影の希望(使用してほしい写真など)
埋葬方法(お墓・納骨堂・散骨など)
7. デジタル遺産
SNSやメールアカウントの情報
スマートフォンやPCのロック解除方法
サブスク契約・ネット銀行・仮想通貨情報
8. 伝えたいメッセージ
家族や友人への感謝の言葉
大切な思い出・伝えたいこと
人生の振り返りや教訓
補足
エンディングノートは遺言書とは異なり、法的効力はありません。しかし、家族がスムーズに対応できるように定期的に更新し、分かりやすく保管しておくことが大切です。